
任天堂は2025年3月期第2四半期決算説明会/経営方針説明会において、Nintendo Switchの後継機に関する重要な情報を明らかにした。
同社は、Nintendo Switchのソフトウェアが後継機でも遊べるほか、任天堂のオンラインサービスも継続利用できることを発表した。 また、任天堂は「従来通り、ハードとソフトを一体として提供し、その魅力を伝えていきたい」と述べ、後継機においても同様の戦略を採用する意向を示した。
一方で、後継機の詳細な情報については「後日改めて案内する」としている。
以下後継期に関する質疑応答の一部を抜粋したもの。
あ
Q、 本日のプレゼンテーションの中で、Nintendo Switch の後継機種は Nintendo Switch のソフトウェアを遊ぶことができ、Nintendo Switch Online も継続して利用できるという説明があった。それを 踏まえると、現在すでに Nintendo Switch で遊ばれているお客様にとっては、後継機種の発売後すぐに新しいハードウェアを購入する動機が弱くなるのではないか。今後、お客様に Nintendo Switch の後継機種独自の魅力をどのように伝えていくのか伺いたい。
あ
A、代表取締役社長 古川俊太郎: Nintendo Switch の後継機種では、Nintendo Switch 向けソフトウェアも遊んでいただけるとご説明しました。Nintendo Switch は大変多くの方に手に取って遊んでいただいており、お客様がお持ちの Nintendo Switch 向けソフトウェアを Nintendo Switch の後継機種でも遊べるようにするの が最適であると判断しました。それによって、お客様にお買い上げいただいたお手元のゲームを継続して楽しんでいただくことや、Nintendo Switch 向けに発売している豊富なラインアップの中か ら、次に遊ぶタイトルを選んでいただくことも可能になります。Nintendo Switch との互換性を含む後継機種に関する詳しい情報は、後日改めてご案内いたしま す。これまでと同様に、ハード・ソフト一体型の娯楽を提供する会社として、さまざまな方法でそ の魅力をお伝えしていきたいと考えています。
あ
Q、 新しいハードウェアを開発する際に、任天堂らしいユニークなものづくりはとても大事だと思う一方で、あまりにもユニークなハードウェアだとソフトメーカーがソフトウェアを開発しづらい部分もあると思う。ハードウェア開発において、ユニークさとソフト開発のしやすさのバランスをどのように意識しているのか教えてほしい。
あ
A 、塩田: 当社のハードウェアにおけるユニークな機能や特徴は、ハード開発者だけでつくっているわけではなく、ソフトウェアの開発チームと一緒にどうすればユニークな娯楽体験をお届けできるかを考えてつくっています。もちろん、考慮する中にはソフトメーカー様の遊びもあります。 開発の過程においては、さまざまなプロトタイプをつくって手触りを確かめ、その中で良いと思 ったものをブラッシュアップしていく、そのような流れを大事にしていますが、昨今はハードウェ アやソフトウェアだけでなく、それを動かすシステムソフトの重要性も増していますので、システムソフトの開発者も加わって一体となって開発しています。ユニークなものを世の中に広げてい くことも私たちがこれまで大切に取り組んできたことですので、ユニークさとソフト開発のしやすさのバランスをしっかり考えながら、今後も任天堂らしい商品を作っていきたいと思います。
(出典:https://www.nintendo.co.jp/ir/pdf/2024/241106_2.pdf?_gl=1*704vms*_ga*ODA1NTI2NDMzLjE3MzA5MTA1MTM.*_ga_128BBZFV9V*MTczMDkxMDUxMy4xLjEuMTczMDkxMDU4MC41My4wLjA、https://twitter.com/nintendocoltd?s=21&t=6lU9MOhkAD7zUUhhJAKWAQ)